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工場一貫製作による高品質・短工期を実現し建築現場のデメリットを解消する工法

株式会社サトコウが開発したSSUT(サット)工法は、建築物の85%を工場で生産することで、品質を常に保ち、建築現場での工期を大幅に短縮できることが最大のメリットです。
また、環境や気候等による工期の遅れ、建設にかかるコスト(資材調達費等)や人材確保等、建築現場に左右されるデメリットを解消します。
SSUT工法で建築した建物は、利用用途によって移設や規模の変更が可能です。一度建てたら終わりではなく、次のある建築工法としても実績があります。

(1)構造上の優位

安心、安全の構造~重量鉄骨
一般にプレハブ形式の骨組は、4㎜以下の軽量鉄骨構造ですが、弊社ユニットの骨組(柱)は、6~16㎜の重量鉄骨であり構造上、耐火性、耐震性に優れています。
積雪量3.5m以下まで対応可能。(各地域の気象条件に対応)
ユニット構造体柱150×150×9以上のコラム 材質BCR295材
梁150×150×7/10など 材質SS材
W2,990以下×L10,450以下×H3,200以下(1ユニットあたりの最大外寸法)
優れた耐震、耐火、遮音性
・ユニットを上下左右に重ねて構造体を構築しますので、柱及び梁が2重構造になり耐震性に優れています
・床に厚さ100㎜以上のALC板を使用しているため、上下階の遮音性に優れています
・隣室間の間仕切壁(界壁)は耐火構造になっており、同様に遮音性に優れています

(2)一貫した工場生産

工期短縮による早期収益
建造物の85%以上を、専用工場にて製作しますので、建設工期が短縮できます。
図面作成―半ヶ月(仕様決定・確認図面)
基礎工事―1ヶ月(杭工事除く)
組立工事完成後引渡し―1.5ヶ月~2ヶ月
高品質
一貫した工場生産のため、天候に左右されることもなく、管理体制も整っている事から高品質となっています。(品質ムラがありません)

(3)将来における経済性

移設、増設が容易
基本的にユニット構造体の組み合わせにて建物を構築しておりますので、移設および増設が容易です。(建物移設可能、リニューアルシステム有り)

(4)多彩なバリエーション

集合住宅・ビジネスホテル・寮・介護施設・など土地有効利用の様々な形態に対応します。

(5)建築構造物としてのユニット

行政機関に対しては、仮設建築物ではなく建築構造物として申請します。


移動性、機動性、フレキシビリティー

SSUT工法の特徴の第一は、なんといっても「動く建築」であるということです。サトコウはその特徴を最大限発揮するために、車高の低い専用トレーラーを開発しました。これにより、ワンユニットが3m×10.5m、高さ3mの鋼鉄の箱を運ぶことができます。
現場に到着したユニットを、順次吊り上げて、一つの建物として組み上げていきます。このプロセスが、サトコウのSSUT工法の最も重要な場面です。独自のジョイントを開発して、ハイテンションボルトでお互いを緊結します。この作業プロセスは、見たこともないワクワクするような場面です。
一方、逆にその場所を離れて、別の場所に移動させたい場合のノウハウも、サトコウは独自に開発しました。
ハイテンションボルトを外して、お互いの緊結を解除します。これを「精密解体」と呼んでいます。
「精密解体」の技術開発によって、SSUT工法は、場所を移動できる建築、すなわち「動く建築」になるわけです。緊結状態では、高度な耐震基準をクリアーし、緩めればそれぞれのユニットが再び移動性を持つ。重厚長大の建築がこれだけのフレキシビリティーを持つ可能性を実現したこと、これがSSUT工法の先進性なのです。
また、船に積み込み、海を越えて島嶼部や海外にも輸送可能です。石垣島、沖縄など多くの船による輸送の実績も積んでまいりました。
是非、この移動性の技術を最大限発揮できるニーズをご提供ください。

高品質と短納期の両立

「建築工事は現場で行うもの」この常識を、疑ってみることは、従来はあまりありませんでした。しかし、よく考えてみると、まず天候の不順な時には工事が進められない、お天道様任せの要素。また、高いところに作業する人間が到達するための、足場の敷設、あるいは、高いところに建築材料を運び込むための労力や時間、危険な高所作業の安全を監理するための大変な労力など、現地での生産には実際には建築本体と関係のない非効率な側面が多々あることがわかります。
このような現場での非効率は、当然それに相当する作業の時間、ひいては建築コストとなって現れますが、それはいわば「当たり前のこと」として見過ごされてきました。もし、この時間を無理に短縮しようとすること、いわゆる「突貫工事」を要求すれば、当然品質と価格にその影響が跳ね返ってきます。
すなわち、現場における工事では、「品質の維持」と「納期の短縮」は両立しない矛盾する要素として考えられてきました。
SSUT工法は、全天候型の工場の中で行われるユニットの集積建築ですから、まず天候にほとんど影響を受けません。
また、ほとんどの作業が、工場の平面上の移動で行われるので、足場の敷設や安全管理もありません。もちろん、重量の重い材料を高いところに運び込む必要もありません。このような効率性の良さは、必然的に「作業精度」や「管理体制」の質の良さに反映されます。無理がないのです。
当然この効率の良さ、無理のなさは、従来、現場での建築で常識的に考えられてきた「作業時間」を、驚くほど飛躍的に短縮します。
いままで「矛盾」と考えられてきた、「品質の維持」と「納期の短縮」という課題は、SSUT工法においてはいとも簡単にクリアーされてしまいます。すべてにわたって「透明感」がある、秀逸のシステム建築。建築業特有のブラックボックス的な要素がありません。使用価値の長期的維持/プロパティーマネージメントの観点からも、SSUT工法は非常に優れた特性を発揮するのです。

ユニット建築で8階建てまで積み上げ可能

工場で製作するユニット建築を、現場にそのまま運び込み、それを組み立てて建物にするという発想は、他にも存在することは確かです。しかし、それらは3階建て以下の住宅などの用途に使用される目的のものです。サトコウのSSUT工法は、日本で唯一、8階まで積み上げ可能な、レベルの全然違うユニット建築なのです。
オリジナルの提携パッケージであれば、国土交通省の通則認定もすでに取得しており、安全性、耐震性、防火基準、など、日本の厳しい建築法規に適合した、新時代のユニット建築です。
特に、事業収支の関係で、4階建て以上の建築を計画する場合、安全性、耐震性などの基準はもちろん、短納期による事業メリットの面で、他を寄せ付けない、圧倒的な強さを発揮します。

建築規模にかかわらずHグレードの最高品質

弊社、(株)サトコウは「鉄の一貫体制」をスローガンに、様々な事業領域をこなす総合企業、部品の製作だけにはとどまらない独自のブランド構築に邁進しておりますが、その中心に位置するのは、大手ゼネコンからのご用命にこたえる、大規模建築物の鉄骨構造体の製造です。もちろんこの部門では、鉄骨製造の最高グレード/Hグレードの認定工場になっています。
Hグレードは、厳しい品質管理を要求され、そのライセンスの年ごとの更新も、妥協のない検査を実施されます。したがって、鉄骨の品質には絶対の自信を持っております。
SSUT工法は様々な建築用途に対応可能ですので、場合によってはHグレードが要求されない建築規模の建物もあります。しかし、建築の規模に関わらず、サトコウの品質管理体制は、必然的に最高級グレードのHグレードです。

「部分が全体で、全体が部分である」

完成されたシステムを持った「部分」が集積して、さらに上位の「全体」を作る。
これがSSUT工法の「発想の転換」の大切なエッセンスです。
思い返せば、大量生産、大量消費の時代の生産システムは、それ自体としては意味をなさない「パーツ」を分業で作ることに専念していました。大手企業から言われたとおりに、ひたすらパーツを作っていればよかった、右肩上がりの時代だったのです。
しかし、価値の移り変わりの激しい、「少量多品種」を求められる時代になると、パーツ生産のみに秀でた生産システムは、存在価値が減少し、生存を継続できなくなります。
あたかも恐竜全盛時代の哺乳類のように、身体の形を変えて適応していく柔軟性が必要になるのが、21世紀前半の宿題なのです。
これからの生産システムには、規模の大小にかかわらず「完成品」を作る総合力が要求される時代になる、そのように私たちサトコウは決心をしました。
SSUT工法は、ユニット単体でも商品。また、単体ユニットを重ねあわせれば、その集積方法によって様々なニーズに即応する商品に転化できる21世紀の建築のサキドリを目指しています。まさに「部分が全体で、全体が部分」なのです。
さらに、SSUT工法は時代の変化に即応して、請負いや分業などの従来の慣習にとらわれない、新しい建築の在り方を創造するヒントでもあるのです。

短納期と高品質を無理なく合一させるハイパー建築法

現場での建築工事では、短納期と高品質はむしろ両立が難しいとされてきました。急げば仕事が粗くなる。しっかりやれば時間がかかる。それは「現場生産」という現地生産の品質管理のむずかしさを一面では語っているのです。 SSUT工法は、全天候型の工場での骨組み、外壁、内装までの一貫生産ですから、現場での製造に比べ圧倒的に効率が良いだけでなく、足場を使った高所作業も極めて少なく、隅々まで品質管理が行き渡ります。 "高品質と短納期の両立"という現場作業では不可能な領域も難なくこなす、新時代のハイパー工法なのです。

SSUT工法 二つの革新&確信

完成されたシステムを持った「部分」が集積して、さらに上位の「全体」を作る。
上記のように、SSUT工法は、従来の工業システムに二つの革新をもたらすものです。
1、「部分が全体で、全体が部分」。単体のユニットでも完成品という、パーツ分業生産からの脱却。
2、「短納期と高品質の両立」という、従来の現場請負システムの限界の打破。

現状の日本の閉塞感の原因は、新しいシステムや考え方に対する積極性の欠如も大いに関係していると思います。変化を好まない「心の習慣」が、いい意味で機能する場合も多いでしょう。しかし、今、日本の社会が直面しているのは、既存のプラットフォームを変革する勇気と心意気です。SSUT工法は、日本の商習慣や参入障壁に守られない状況に陥っても、十分グローバルに通用するシステムの完成度を持っていると確信しています。